有料アダルトサイトの危険性。有料だから安全はまちがいです!
このページでは有料アダルトサイトの危険性と、どんな危険があるのかを解説しています。
有料アダルトサイトは無料アダルトサイトに比べれば安全なサイトが多いです。
⇒無料アダルトサイトに危険なサイトが多い理由
しかし有料アダルトサイトだから全て安全なわけではありません。危険な有料アダルトサイトは昔から一定数ありましたし、今もあります。
有料アダルトサイトと一口にいっても様々な業種がありますので、まずはそちらから見てみましょう。
危険な有料アダルトサイトの種類
- 出会い系サイト(出会い系アプリ)
- ライブチャットサイト
- 裏DVD販売サイト
- アダルト動画サイト
@危険な出会い系サイト
数の多さでいえば出会い系サイトが一番じゃないでしょうか。アプリは簡単に登録できますし、詐欺をやらかす悪徳業者は、サイト名とデザインを変えただけのような悪質出会い系サイトをいくつも作って展開しています。そして問題を起こしたサイトは閉鎖しトンズラ、また新たなサイトを開設・・・を繰り返しています。
危険な出会い系サイトの例
- サクラばかりの出会い系サイトもしくはサクラしかいない出会い系サイト。
※サクラとは、会員のなりすましがあの手この手を使って出会えそうなアプローチをしつつユーザーのポイントを消費させる行為。
- 完全無料とうたって、登録時に抱き合わせで高額出会い系詐欺サイトに同時登録されるパターン。
- 消費ポイントが異常に高いぼったくり出会い系サイト。
- 業者だらけの出会い系サイト。
※業者とは、その出会い系サイトとは無関係の外部の人間(業者)が会員になりすまして、援デリなどの売春をあっせんしたり、他の悪質サイトに誘導したりします。
最近は出会い系もスマホアプリが流行っていますが、アプリストアの検索上位に出てくる出会い系にも、悪質で危険な出会い系サイトやマッチングサイトがゴロゴロしています。
そこにある評価も不正操作をやろうと思えばいくらでもできますので、参考にならないサイトも多いです。もし出会い系を利用するのなら、比較サイトを見て回ってよく検討するようにしてください。
A危険なライブチャットサイト
ライブチャットは数こそ少ないですが、悪質な危険サイトがあります。まず無料アダルトサイトからリンクされてる海外のライブチャットは、何が仕込んであるかわかりませんので問答無用で避けましょう(^^;
危険なライブチャットサイトの例
- 最初は前払いや無料ポイントがあるが、ポイントがなくなると自動的に後払いになる。さらに後払いとなった料金を期日以内に払わないと高額な違約金を請求される。
- 退会ができない。または非常にしづらい。入会後30日間は退会できない(日数はサイトによります)。
悪徳業者は出会い系サイト同様、ライブチャットサイトでも姉妹サイトを展開していますので注意してください。
B危険な裏DVD販売サイト(裏DVD通販)
裏DVD販売サイトとは、無修正のエロDVDをネットで販売しているサイトのことです。
まず、これらのDVDを買うことや所持することは違法ではないため取締りの対象ではありません。ただし販売目的や他人に渡す行為、不特定多数の人が見れるようにすることは罪になります。「刑法第175条(わいせつ物頒布等)」
要は個人で楽しむだけなら大丈夫です。しかし18歳未満の動画・画像は児童ポルノ禁止法によって禁止されていて、こちらは持っているだけ(単純所持)で、罪になります。
裏DVD販売サイトの中には正規品を販売してるまともなサイトもありあす。しかし違法コピーの海賊版DVDを販売しているサイトが多いのも確かです。
問題はこの海賊版つまり正規品を無断でコピーして売っているサイトです。それと販売サイトが国内の業者だった場合は完全な違法サイトです(日本では無修正は違法なため)。そうなると検挙される可能性は高くなり、購入者リストも没収されるでしょうから、取り調べを受けることも考えられます。
危険な裏DVD販売サイトの例
- 裏DVDの代引き詐欺(届いたDVDが空っぽ、再生できないDVDが届く、全然違うDVDが届く等)。
- 販売サイトにクレームを入れても連絡がとれない。違法サイトなので電話番号などあるはずもなく、あっても架空の番号。
- SSLに対応していないサイトの場合、個人情報が盗まれるリスクが高い。
- 盗まれた個人情報が闇業者に売られる。
※SSLとは、ネット上の情報を暗号化して送受信する技術のことで、これにより安全に個人情報のやりとりができます。
SSL対応のサイトはURLがhttps://から始まっています。SSL未対応のサイトはhttp://から始まりsがありません。sがあるかないかの違いです。
クレジットカード決済に対応してないサイトはたいてい代引きです。代引きの場合、名前、住所、電話番号など個人情報が相手に知れてしまい、あとから恐喝、高額請求された事件もあります。また、入力した個人情報が闇業者に売られる可能性があります。
とにかく個人情報流出が一番怖くて厄介です。相手は反社会的勢力ともつながりがあるかもしれませんので、かかわらないのが一番です。
C危険な有料アダルト動画サイト
有料アダルト動画サイトの中には危険なサイトがあります。しかしワンクリック詐欺やウィルスを仕込むようなサイトではなく別の目的をもったサイトです(もちろんそのようなサイトもありますが)。
危険な有料アダルト動画サイトの目的はもちろん稼ぐことですが、有料サイトはお客さんからの収入で成り立っていますので、わざわざそのお客さんが離れたり寄りつかないような行為はしません。
では動画を配信する有料アダルト動画サイトにはどんな危険があるのでしょうか。
おもに5つの危険性があります。
- パクりサイト(著作権侵害サイト)
- 違法な動画を配信するサイト
- サイトが突然閉鎖する(課金が止まらなくなる)
- わざと退会をしづらくしている。または退会できない
- サイトがSSLに対応していない
パクりサイト(著作権侵害サイト)
危険な有料アダルト動画サイトの代表格がパクリサイトいわゆる著作権侵害をしている悪質なサイトです。
通常ならば多額の製作費を投じて作品を作ったり、版権元の作品を買い取ったり、有償で提供してもらったりして経費をかけ配信・販売にいたりますが、悪質サイトは他社の作品を無許可で勝手に配信し利益をあげています。
このようなサイトはデザインやサイトの作りもしっかりしてるし、クレジットカード決済にも対応し普通に運営がされていますので、一見優良そうにみえますからタチが悪いです。そしてこれらのサイトの問題な点はあなたにも被害が及ぶことです。場合によっては罪に問われ、逮捕なんてこともありえます。
実例をあげると、オマニー、オナクル、ZIPANGというサイトがTOKYO-HOTやDTI系列サイトの作品をパクりまくって配信していたため、TOKYO-HOTを管理するJSKYと、DTI系列サイトを管理するDTIサービス社から訴えられ、最終的にはオマニー、オナクル、ZIPANG 3つとも閉鎖、そしてオマニー、オナクルの管理会社であるグローバルキャッシュは閉鎖。ZIPANGの管理会社であるACEは放置プレイの開店休業です。
しかもグローバルキャッシュ、ACEともに、自社の管理下にある他サイト群もパクりまくりの著作権侵害しまくりのサイトばかりというあり様で、ほぼ同時期になんの前ぶれもなく全サイトが突然閉鎖しています(ACE系サイトは今もありますが(゚д゚)! 開店休業状態です)。
ACEの関係者が十数人も逮捕された件はニュースにもなりましたからご存知の方もいるのではないでしょうか。
記事引用元:産経ニュース「トイレや大衆浴場で盗撮した女性の盗撮動画を有料配信−サイト運営者から撮影者まで異例の組織全体立件 福岡・沖縄県警」https://www.sankei.com/west/amp/161019/wst1610190051-a.html
サイトが突然閉鎖すると退会ページにもアクセスできませんから退会ができなくなり、月額会員に入会中の場合、課金をストップすることができなくなる可能性があります。
※ほとんどの月額制有料アダルト動画サイトは自動更新制です。優良なサイトは閉鎖すると自動的に課金が止まりますが、悪質なサイトは止まらない可能性があります。
対応策としては、もし翌月も請求がきているようでしたら、支払いに使ったクレジットカード会社のサポートに事情を説明して支払いの停止。およびチャージバックの申請をしてください。そしてできることなら安全のために、カードを破棄して新しいカードにしたほうがいいとボクは思います。
非常にめんどくさいし、気分が悪いですよね。しかしこれだけでは済まない可能性もあります。
あなたも罪に問われるかもしれないのです。
パクりサイトで配信していたパクり作品は違法アップロードされた作品ですから、その作品を違法アップロードと知りながらダウンロードした場合、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその両方が科せられることがあるのです。
違法な動画を配信するサイト
有料アダルト動画サイトの中には違法な動画を配信するサイトもあります。
違法な動画とは、主に児童ポルノ、リベンジポルノのことです。
日本における児童ポルノの定義とは、児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(児童ポルノ禁止法)に詳細があります。
参考:https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_torikumi/hourei_012.html
小むずかしく書いてありますが、要は18歳未満の売春やポルノはダメですよ。やったら犯罪で処罰の対象になりますよということです(超アバウトですが)。
児童ポルノの作品は持ってるだけ(単純所持)でも違法になりますから、それと気づかないでダウンロードしてしまうとヤバいことになりかねませんから注意してください。
※児童ポルノを所持した者は1年以下の懲役または100万円以下の罰金です。
※ストリーミングなどで見るだけなら違法ではありません。
そしてそんな危険な児童ポルノを配信している有料アダルト動画サイトもあるんですね〜。
実例をあげると、AVマーケットという有料アダルトサイトの運営者らが検挙および逮捕された事件はマスメディアでも取り上げられて大きな話題となりました。この件は児童ポルノということもあり、運営者だけでなく出品者と購入者も検挙されています。
この事件をきっかけにAVマーケットは閉鎖。AVマーケットを管理していたSBSは、ある日突然サイトにアクセスできない状態になり、それっきり音沙汰なしで事実上閉鎖状態となってしまいました。
AVマーケットほどではないですが、法の解釈によってはいつアウトになってもおかしくないサイトが今もありますので注意が必要です。
リベンジポルノで逮捕され閉鎖したサイトもあります。
盗撮見聞録という盗撮系の有料アダルトサイトの運営者らが、リベンジポルノ防止法違反、わいせつ電磁的記録有償頒布目的保管などの容疑で逮捕されています。
参考:https://www.asahi.com/articles/ASJBM5SM1JBMTIPE02K.html(記事は現在削除されています)
なおリベンジポルノに該当する画像・動画は児童ポルノに該当しないかぎり、見ることは罪になりません。ダウンロードは、違法アップロードと知りながらダウンロードした場合は罪になります。
サイトが予告なしで突然閉鎖される
有料アダルト動画サイトが何らかの事情で閉鎖する時は、サイト上で告知、新規入会の停止、入会中の会員には前もって連絡、そして場合によっては長期間残ってる会員には期間終了まで利用できる措置をする。
このようにユーザーに不都合がおきないようにするのが常識なんですが、悪質なサイトはいきなり閉鎖することが多いです。
検挙される前にバックレたのか、悪さをして警察にお世話になってるからか、はたまたトンズラしちゃったのかは分かりませんが、サイトをほったらかしにして、ドメイン切れでアクセス不能になることが多々あります。
そうなると困るのは僕たちユーザーです。サイトにアクセスできないということは退会ができませんから、月額会員に入会中の場合、課金が止まらなくなる可能性があります。
※有料アダルト動画サイトは自動更新制となっており、退会しないと請求が続きます。しかし閉鎖した場合は、自動的に課金も止まることが多いのですが、悪質サイトなだけに止まらないこともあります。
対応策としては、もし翌月も請求がきているようでしたら支払いに使ったクレジットカード会社のサポートに事情を説明して支払いの停止。およびチャージバックの申請をしてください。そしてできることなら安全のために、カードを破棄して新しいカードにしたほうがいいとボクは思います。
この他にも、明らかに退会をしづらくした作りになっている卑劣なサイト、現在では当たり前になっている、SSLという暗号化通信に未対応なサイトなどがあります。
ちなみに、クレジットカード決済を導入してる有料アダルトサイトだから安全です!と書いている比較サイトやブログを見かけますが、前述の解説を読んでいただければウソということがわかりますので信用してはいけません。
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